映画やドラマの感想です
★★★★★HERO 2007
2010-12-31 Fri 22:00
監督:鈴木雅之
出演者:木村拓哉、 松たか子、 森田一義、 松本幸四郎
収録時間:130分
レンタル開始日:2008-03-08

Story
木村拓哉主演で高視聴率を記録した大ヒットドラマの劇場版。東京地検・城西支部の型破りな検事・久利生公平が、刑事裁判無罪獲得数日本一の豪腕弁護士と対決する。松本幸四郎ら豪華キャストが共演。 (詳細はこちら

まあ絵的には確かにテレビで十分なんですけど、尺とかCMがない
とかそういうことだけで、映画でもいいんじゃないかなと思い
ます。

この作品は脚本と役者の大きな二輪が素晴らしいですね。

130分という長尺も長さを感じさせない脚本でした。

二つの事件のクロスオーバーがあり、それを解く為にいくつもの話
が伸びていくんだけど、いくつかは力つき、いくつかは結び合って
結末へと導かれていく。

それが見事で見飽きない(^-^


イ・ビョンホンの話が強引に作られた的な評論も見ましたが、序盤
に証拠探しで苦労するシーンを描くことはお約束で必要なので、
それが韓国になっただけで全く話からは逸脱してないと思います。

どうせ日本でやっても下町での捜査あたりに置き換わるだけです
から。


中井と綾瀬のシークエンスは単なるカメオかと思ってましたがとん
でもない重要なシークエンスでした。

三度、あるんですが、ここが重要な足場なんですよ。

池を渡る時の置き石みたいなもので。


久利生は滝田(中井)との面会で自分を見つめなおし、そんな見つめ
直し息をついている久利生に見ている側は単なるスーパーマンでは
ない人間性を見るんですよね。

二度目の中井とキムタクのシーンは映画の中で一番良くて、結構涙
がじわじわと(^^; 短い時間ながら中井ってすげえなと(^^;

ちなみにキムタク自身このシーンが一番好きと言ってたとか(・、・)


綾瀬のりり子は久利生に憧れる新人検事として、久利生を見て成長
し、羽ばたいていくというSPの完結がここで行われます。

とくにSPを見てなくても、短い時間ですが良く分かるし、大事な
映画の一つのシークエンスになっています。


元チームの面々も今や錚々たるメンツですから外さないですよね。

やっぱり特に阿部ちゃんの存在感が特に光っていたと思います。


あと良かったのは岸部かなあ。

タモリという大御所を一喝する裁判官として存在感がばっちりで
した。

ここが弱い人だと締まらなかったと思います。

タモリはあの吊り目サングラスはよく考えたと思います。
あれで冷徹な感じが出てた。

話し方はやっぱりタモさんなのであれがなかったら厳しかった
かと。

唯一気になったのは国仲の終盤の法廷での泣きの演技は今ひとつで
したね。

まあ、まわりがレベル高すぎてなければ気にもならないんでしょう
が。


最後は久利生と雨宮の小憎い…( ̄ー ̄)

HEROももっと早くから映画作ればよかったんですよね。
年齢的にかなり厳しくなってしまった…('~`;)

まっ続編作る気満々ですが( ̄ー ̄)

PS 小日向の「がっつりいきますよ」は笑いました( ̄ー ̄)(笑)
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★★★★★アーサーとミニモイの不思議な国 2006
2010-12-30 Thu 22:00
監督:リュック・ベッソン
出演者:フレディ・ハイモア、 ミア・ファロウ、 マドンナ、 スヌープ・ドッグ
収録時間:103分
レンタル開始日:2008-01-25

Story
リュック・ベッソンが監督・脚本・製作・原作を手掛けた、実写と3Dアニメが融合したファンタジーアドベンチャー。体調2mmに縮んでしまった10歳の少年が、おじいちゃんの残した宝の地図を手掛かりに、不思議なミニモイ族の世界で冒険を繰り広げる。 (詳細はこちら

DVDでいいかなあと思ってたんですが宣伝見たら映像の迫力が
あったので、これは映画館で見ておくかなと。

見ておいて正解でした。

ジェットコースターのようなシーンが多くて見ごたえ十分です。


またミクロの世界になって自然を冒険するシーンなんかも普段小さ
い身の回りのもの。

葉っぱや花や虫が大きく見えるので迫力満点でした(^^


あとモーションキャプを利用した、戦闘シーンはなかなかド迫力で
これも大画面で見るとなかなか見ごたえがありました。

キャラクターが可愛くないという評判も耳にしましたが、少し慣れ
れば別に気にはなりませんでした。

というかセレニア姫は可愛さとセクシーさを併せ持ち魅力的でした
ね。


アーサーも額広すぎとか、額のシワ多すぎとか、なんで瞳の色が
茶色くなっちゃうの?というのはあったんですが、少し見てるうち
に気にならなくなりました。


個人的にはターンテーブルのシーンが好きですね。
あそこの戦闘シーンもとても良かったと思う。


声優では戸田はどうなんだろうと思ったけど、見てみると戸田しか
出来ないようなキャラでした。

ニキータ、リオンの監督だけあって、とにかくかっこいい女の子
なんですよ。

だからギャルサーのサキにだいぶ感じは近くマッチしてたと思いま
す。

戸田以外の可愛らしい声の若手女優がやったらぐだぐだになってた
と思います。


好評の、えなり、ガクト、トシは評判どおり良かったです。
声優にまったくひけをとっていなかったと思います。
神木君も別に悪いと感じなかったです。

エンディングのカットには思わず涙がじんわりとしました(^^
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★★★★☆彼女が水着にきがえたら 1989
2010-12-29 Wed 22:00
監督:馬場康夫
出演者:原田知世、 織田裕二、 伊藤かずえ、 竹内力
収録時間:103分
レンタル開始日:2007-01-16

Story
ホイチョイ・プロダクションズ製作、原田知世と織田裕二の共演で贈る青春ラブストーリー。東京アーバン・マリンリゾートを舞台に、海中に眠っている財宝を追う女性アマチュアダイバーと、ヨット乗りのサラリーマンの恋と冒険を描く。 (詳細はこちら

※ネタバレ注意

はっきり言えば面白くもなく、★二つくらいかな。

けど、つまらなくても見れるものがあって、終盤きちんとカタルシ
スが得られるように盛り上げるのがホイチョイらしさですね。

それでも、題材的に寄りの絵が使いづらいせいか、海上のチェイス
シーンは思ったほど迫力が出ないんですよね。


あと、沖縄でのダイビング経験がある自分にとっては透明度が低く
砂漠のようにサンゴや熱帯魚の少ない海中はあまり魅力がありま
せんでした。


それを補ってくれたのが原田知世の可愛さかな(・、・)
白い水着なんてクラクラしそう(=_=*

また夜の展望台には想い出が甦ってイタタタタ(笑)

もうとっとと抱きしめちゃえよってシーンがたくさんでイライラ
( ̄ー ̄)(笑)

それだけに最後の海中でのキスシーンはカタルシスありましたね。

すごくいいアレンジの真夏の果実と相まって良かったなあ~。
まるでFFに出てくるようなキスシーン。

そしてお宝へと…(^-^


音楽はサザンで、サザンオンパレードです。

サザン好きの自分でもちょとしつこく感じたので、好きでもない人
にはウザく感じるかもしれません(・、・)


PS 野郎ばっかりの部屋で、原田が織田のたばこの煙を煙たがる
と、そこにいる15人位が意地悪して、一斉にタバコを吸いだすと
いうシーンが。
おまけに織田が「たばこを吸うのは勝手だろ」と憎まれ口を叩く、
今ではありえないシーンがあって笑えました(^-^
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★★★☆☆エントラップメント 1999
2010-12-28 Tue 22:00
監督:ジョン・アミエル
出演者:ショーン・コネリー、 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、 ビング・レイムス
収録時間:113分
レンタル開始日:2001-07-05

Story
NYでレンブラントの名画が盗まれた。莫大な損失を被った保険会社の調査員ジンはその華麗なる手口から、伝説の怪盗マックの仕業と確信していた。ジンは新たなる獲物を餌にマックを罠にかけるべく、自らも同業者と偽りマックに近づいた。しかし、計画の途中、ひょんなことからジンの正体を知ったマックは…。 (詳細はこちら

ショーン・コネリーは渋いと言えば渋い。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズは綺麗と言えば綺麗。
けどあんまり魅力は…(・、・)

それでも後半の宙吊りのシーンとか、エンタメ映画としてそれなり
に見れる作品にしてしまうのはさすがアメリカというとこでしょう
か(・、・)

なんかCDが挟まっちゃうとか言って機械に手を突っ込むシーンが
一番ドキドキしたりもしますが(笑)

椅子挟んだり、エレベーターのしかけとか今更感のあるものも多か
ったですが。
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★★★★☆花田少年史 幽霊と秘密のトンネル 2006
2010-12-27 Mon 22:00
監督:水田伸生
出演者:須賀健太、 篠原涼子、 北村一輝、 安藤希
収録時間:126分
レンタル開始日:2007-01-13

Story
数々の賞に輝いた一色まことの同名ロングセラーコミックを、篠原涼子ほか豪華キャストの共演で実写映画化。大事故が原因で幽霊が見える不思議な能力を授かった少年・一路の前に、ある日、自分が本当の父親だと名乗る見知らぬ幽霊が現われる。 (詳細はこちら

原作は知らないんですが、徹底して親子の愛に徹した作りに★四つ
です。

面白さは★2~3かな。 けど見慣れない話と、CGの取り込み方
もいい。

終盤の話より、前半の借り物競争のシーンが一番感動できた気も
しますが(^^;(笑)

悪いお化け役でも寒くならない北村はさすがだなと感心。

須賀、篠原、西村、安藤希、杉本、もたいが良かったと思います。


途中のネコの首絞めはちょっと虐待っぽかったですけど(笑)
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★☆☆☆☆赤い月 2003
2010-12-26 Sun 22:00
監督:降旗康男
出演者:常盤貴子、 伊勢谷友介、 香川照之、 布袋寅泰
収録時間:111分
レンタル開始日:2004-09-15

Story
直木賞作家・なかにし礼原作の同名小説を、常盤貴子と伊勢谷友介を主演に迎えて映画化した壮大な歴史ドラマ。第ニ次世界大戦末期、ソ連軍の侵攻が始まった満州を舞台に、愛に生きたひとりの女性・森田波子の波乱に満ちた半生をドラマティックに綴る。 (詳細はこちら

う~ん、結局何が見せたいんだろうって感じでした。

シーンシーンが細切れで、話の流れがしっくりこない(・、・)

撮り方のせいだと思いますが、スケールもすごく小さく見えて
現地ロケで力尽きたの?って感じでした。

伊勢谷、布袋、山本太郎辺りは厳しいなあやっぱり。

伊勢谷はかっこいいけど声が軽くて棒なんですよね。
なんかアヘン中毒の治療シーンもなんか白けたムードが(^^;

布袋はスキャンダルのイメージかなにかあのキャラは笑って
しまう。

大杉もあの話し方では…(ノ_・、)

常盤は横乳のみですが、大きいな(^^;とは感じましたが(^^;
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★★★☆☆トリハダ2 ネック 2007
2010-12-25 Sat 22:00
監督:三木康一郎
出演者:佐津川愛美、 金井勇太、 音尾琢真、 洞口依子
収録時間:47分
レンタル開始日:2010-08-06

Story
“幽霊の出ない怖い話”として日常に潜む狂気や恐怖を描いたホラーシリーズ第2弾。薄暗い部屋の中、両腕を鎖で縛られ不安定な足場に首吊りの状態で監禁されている4人の男女。足場が崩れたらあの世行きは確実の状況で、突然謎のタイマーが起動し…。 (詳細はこちら

※※※ネタバレ要注意!※※※

蝉しぐれでは可愛いと思った佐渡川。

展開はSAW。 ふと気付くとある部屋に拘束されている四人。
彼らは協力し合わないと脱出できないのだが…というような。


最後脱出したと思いきやのカットはもろCUBEだったりしますが
まあそれなりにオリジナリティーも感じるので、パクリとは思わ
ないです。


3ヶ月も寂れた倉庫を借り、クロロフィルムで眠らせれば車と台車
だけで倉庫までは運べるでしょう。

そして滑車で手を吊り上げて首にセッティング。

二ヵ月後位に警察に発信するようにメールをセットすればあの犯行
も不可ではない。


ただケチをつけるとしたら、佐渡川の役は別に調べられたとしても
罪になるようなことはしてないので、殺人になりかねない、協力
放棄をあっさりしすぎではないかなということかな。


佐渡川は暗い映像で顔も汚して頑張っていたと思いますが、豹変す
るシーンではもっと狂気が出せると良かったと思います。

声が低く出来ずに難しいのかな?(・、・)

洞口は久しぶりに見たせいかクレ見るまで気付かなかったです(笑)
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★☆☆☆☆隣之怪 四談 ダレカイル 2007
2010-12-24 Fri 22:00
監督:横山一洋
出演者:夏川純
収録時間:60分
レンタル開始日:2007-07-20

Story
「怪談新耳袋」シリーズの木原浩勝監修、夏川純主演で贈る新感覚ホラーの第4弾。中古屋で買った鏡を持ち帰り、部屋に飾った由佳里。だがその日以来、人の囁き声や足音が家の中で聞こえるようになり、日増しにその音は大きくなっていく。 (詳細はこちら

これは"ツイテナイ"とは一転して派手にお化けが出てくるビックリ
ギミックがあからさまに多用されます。

けど肝心の話の方が、オチ無し意味無しなので、その山の部分が浮
いて、白々しく滑稽になってます。


あとやたら手持ちカメラをぐわんぐわんと振ったりして、効果に頼
ってるなと思ったら、主役の夏川純は怖い話がてんでだめらしく
どうりで演技は…。


台本も読むのが大変らしかったので、怖がりの俳優さんも大変だよ
なと。

あとこっちは友達役も大根だったような(・、・)


参談四談は壱談弐談に比べると話が大幅につまらなくなり、レベル
ダウンですね。

PS 夏川はいつも髪で頬を隠しているので、風で髪がなびいている
時の顔は見慣れた顔でなくて驚きました。 なんかパーツが中心に
寄った顔(^^;(笑)
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★☆☆☆☆隣之怪 参談 ツイテナイ 2007
2010-12-23 Thu 22:00
監督:坂本一雪
出演者:安田美沙子
収録時間:64分
レンタル開始日:2007-07-20

Story
「怪談新耳袋」シリーズの木原浩勝監修、安田美沙子主演で贈る新感覚ホラーの第3弾。道端に供えられた花瓶を不注意で倒してしまった理恵。元通りにしてきちんと手を合わせたが、その日を境に次々と身の周りでついていないことが起こり始め…。 (詳細はこちら

安田美沙子が若手にしては珍しく、リーダーシップを発揮するOL
役、ということ以外取り立てるものも無いです。

ホラー部分は、だからなに?って位、"やおい"ですね(笑)

顔が見えるか見えないかでじらすというのは巧いけど、結局たい
したものも出てこなすぎ(笑)

全体的に彩度を落とし、グレー系でまとめた映像も、気味悪さには
貢献しますが、安田美沙子の美しさは堪能できず今ひとつ(・、・)

役がやや難しかったので安田美沙子は少しだけ点数が高いような。
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★★★☆☆花様年華 2000
2010-12-22 Wed 22:00
監督:ウォン・カーウァイ 
出演者:トニー・レオン、 マギー・チャン、 レベッカ・パン、 ライ・チン
収録時間:98分
レンタル開始日:2001-12-21

Story
『欲棒の翼』のウォン・カーウァイ監督がトニー・レオン主演で描く大人の恋愛ドラマ。アパートに引っ越してきた隣同士の夫婦は忙しくて夫婦間のすれ違いが多かった。自分の妻が隣の夫と浮気をしている事に気付いたチャウは、復讐のため隣の妻に接近する。 (詳細はこちら

う~ん、ちょっと退屈で、面白さは★二つくらいですね。

でもすごく雰囲気に徹底した作品であり、こういう作品の価値観は
高いと思うので、★三つ。

映像の美しさ、微妙な演技、クールな音楽など、非常に高いレベル
だとは思います。

個人的には横への長いカットのパンがとてもテンポが良くて巧いな
あと思いました。

あと所々挟まれるスローモーションかな。

あとチャン夫人(マギー・チャン)の後半の花柄?のチャイナドレス
がすごく綺麗だと思いました。


しかし改めて思ったのはチャイナドレスほど女性のラインを露わに
するドレスもないものだなと。

手術着みたいなものですもんね。

出るトコで掘北がチャイナドレス着てたけど、掘北ですらムチムチ
して見えましたもんね。

女性が太ることに対して非常に嫌悪感が強いと言われる中国らしい
ドレスだなと改めて。

纏足とか、やっていた国らしいと思いました(^^;
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★★★★★善き人のためのソナタ 2006
2010-12-21 Tue 22:00
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演者:ウルリッヒ・ミューエ、 セバスチャン・コッホ、 マルティナ・ゲデック、 ウルリッヒ・トゥクール
収録時間:138分
レンタル開始日:2007-08-03

Story
2007年アカデミー賞外国語映画賞を受賞したドラマ。84年、東ドイツの国家保安局のヴィースラー大尉は、劇作家・ドライマンとその恋人で舞台女優のクリスタが反体制的であるという証拠を掴むため監視を始めるが、次第に彼らの世界に魅入られ…。 (詳細はこちら

旧東ドイツで反体制派への監視の話。

とても映像が綺麗で、見初めてこれは違うなと感じました。

そして緊張感の高まる尋問シーンに、講義がさっと巧くクロス
オーバー。

これでかなり引き込まれますね。


話はフィクションではありますが、リアリティーもあるしドラマ
ティック。

なので演出は煽ってこないんですが、それが心地いい。


音楽も下品な煽り感もなく、それでいて心地よく盛り上げてくれ
ます。

巧いなと文句の付け様のない、"クールな作品"でした。


演出が抑え目なのは、当時の状況からすると必然とも言えるんです
けどね。

壁に耳有り、障子に目有りの状態なので、人は言葉は勿論、表情に
も考えや感情を表すことが出来ないんですよね。

おかげで、なかなかの観察力が要求される作品だと思います。


ドイツ語で一回、日本語で一回、そして確認のためもう一度さらり
と見ましたが、三度目は意味が良く分かって嗚咽気味に泣いて
しまいました(^^;

ミュンヘンなんかも冷戦の裏側を描く作品でしたが、こういう作品
て少ないので貴重だと思います。

ヴィースラー役の人は現実に妻にずっと密告され続けたという
実体験があるそうで…。
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★★★★☆ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐 1960
2010-12-20 Mon 22:00
監督:松林宗恵
出演者:三船敏郎、 夏木洋介、 志村喬、 上原美佐
収録時間:118分
レンタル開始日:2004-10-08

Story
『ミッドウェイ』に映像を流用されたことでも知られる、特撮の神様・円谷英二の技が冴える特撮戦争大作。真珠湾奇襲作戦の成功から海戦での敗退まで、太平洋戦争における日本軍の姿を描く。 (詳細はこちら

※ネタバレ注意

終盤、いきなりシリアスな展開になることに★四つ。

まあトラトラトラやミッドウェイでの実際の艦船を使った映画を
見た後も有り最初の真珠湾で戦艦に魚雷がぶつかるシーンではいか
にも安っぽいミニチュアなので、ハチャ━(ノ∀`)━でしたが。

少し見てるだけでそれはそれで面白く。


あれだけ派手に火薬使ってると一発勝負でしょうからね。
そう考えるとかなり緻密に計算してるんだな、失敗しなかったの
かな?と(・、・)


空母がバラバラと対空砲火してるシーンなんか結構迫力がありまし
た。

あとトワイライトの中、自軍の手により沈められる飛龍もかっこ
よかったです。

あともうもうと煙を上げる敵基地の中を飛行機目線でカメラが進ん
でいくところも良かったです。


あと、全体を通して、カメラをゆっくり揺らし、船上を表現してい
るのは感心しました。

先日のミッドウェイはびたっと揺れてなくて違和感があったので。


戦争映画にしては驚くほど説教臭さがありません。

日本の戦争映画らしく敵軍を憎らしく描きもせず、国が悪いんだと
いう表現もさほど無し。

但し、終盤の展開がシニカルです。


結婚式当日に出征のため生き別れた妻はミッドウェー大勝という嘘
のラジオ放送を信じ夫の帰りを待つ。

ところが、ミッドウェーの生存者たる夫は、国がその大敗を隠す
ために九州に監禁状態。

そのまま南方へ出征する。

妻に連絡をすることすら出来ずに。


思えば、火垂るの墓の兄妹の父もそんな運命だったのかもしれま
せん。

悲しい話です。


難を言えば、中盤、ミッドウェーでのあたりがちょっと分かりにく
かったです。

あの辺は俯瞰した絵のようなもので説明してくれるとどんな流れか
が分かった気もします。

二回見たので分かりましたが(^^;
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☆☆☆☆☆墨攻 2006
2010-12-19 Sun 22:00
監督:ジェイコブ・チャン
出演者:アンディ・ラウ、 アン・ソンギ、 ワン・チーウェン、 ファン・ビンビン
収録時間:133分
レンタル開始日:2007-07-27

Story
森秀樹の同名コミックを、アンディ・ラウ主演で映画化した史劇アクション大作。紀元前370年頃の中国。趙の大軍に攻め込まれようとしていた梁の王は、防衛の専門集団である墨家に助けを求める。しかし、現れたのは革離という戦術家ただひとりだった。 (詳細はこちら

映像もセットも音楽も素晴らしいです。
演技も悪くないと思います。
以上の点については★四つだと思います。
そして見る人によっては★四つなんだと思います。

彼が戦術家、戦略家として素晴らしいと、いや秀でていると思える
部分がない。

それは妥協してもなぜ彼がそう思うのかが分からない。

でそれはこの作品のメインになるので、そこがグダグダなのは頂け
ません。


まず、彼が降伏ではなく、篭城戦を選んだ理由ですが、作品では降
伏すると民が略奪やレイプまでされてしまうと説いていましたが、
民にとっては降伏がベストであることはゆるぎない常識だと思い
ます。

王やその臣下こそ大変な目にあう確立は高いですが、それこそ民な
んて、もっと平和になるだけの可能性も高いはずです。

なぜなら国や軍にとって民は生産者であり国を富ます為の財産だか
らです。

だから、占領した国や軍は民を大事にこそすれ、痛めつけるわけが
ないのです。


そして城はそもそも長い間篭城戦をするために作られたものであり
非常に防御力に優れます。

歴史において、何倍、何十倍、何百倍もの敵に対して長期間篭城戦
した例など世界中を見回してもいくらでもあります。

しかもこの梁の城はまわりを自然に恵まれ守りやすい。


つまり、篭城戦をしない武将なんてそれこそいないんですよ。

ましてこのケースの場合は、趙は燕との戦いがあり、その戦いが
もつれれるまで持ちこたえられれば、包囲が解かれる可能性が
あることは容易に想像できるわけです。


と、篭城戦を説く理由もおかしければ、選択肢は篭城戦しかない。

なのに、劇中、いちいち、革離様頭いい、すごいってなっても、え
っ?となってしまって(^^;


でその辺までも、まだいいんですが、結局革離は兵を動かしたこと
もないという話が。

となるとただの青臭い思想家?、机上論しかしてない学生?と。

そして致命的なことは、なんで彼がそんな考えを持つに至ったか?
がないですよね。

当然、彼がなにか、なぜ"兼愛"という思想に至ったかの話が出て
くるのかと思いきや。


こんな人がにょこってやってきて、おかしな理屈で、当たり前の行
動をし、結局国はぐちゃぐちゃになって、それでも革離はいい勉強
になったわ的な立ち去り方をするなんて…ポカ━(゚Д゚)━ン

で結局、墨家の目的って何?スポンサーは誰?とかまるで分からず
じまい。


ほんとこういう話どこまでが実話なのか知りたくなりますね。

孫子、項羽と劉邦あたりは好きで本や資料は読み漁ってるので近い
時代の墨家ってこの映画だと謎が多すぎて知りたくなりました。

もっともかなり謎の部分が多い上にかなりフィクションらしいので
原作の小説や漫画を見ても解消はしなさそうですが(^^;
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★★☆☆☆出るトコ出ましょ! 2007
2010-12-18 Sat 22:00
この作品て、がっつり主役キャラの設定が変更されているので、
原作を使う意味ってあるのかなあと。

原作の女の子は巨乳で、それがタイトルにもかかってくるんですよ
ね。

それはいいとしても、男勝りで短絡的でけんかっ早いお馬鹿な女の
子。

その辺も、どちらかというと大人しく可愛らしい掘北のキャラに
変更。

まあでも見てみると話は原作まんまでそんなに破綻もしてないかな
と。

堀北はすごく可愛いので問題無しですね(笑)


意外に、小池の後藤田がすごくお馬鹿キャラになってることが
すごく腹立たしかったです(笑)

谷原は文句なしかな。 あのポーズとか決まってたし良かった。


問題は音楽、効果音が安っぽいというか…。
あれでドラマ全体がひどく安っぽくなったような。

でも連ドラ化しても掘北見たさに見れそうな気がします(^^;
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★★★★☆あの、夏の日-とんでろじいちゃん DX 1999
2010-12-17 Fri 22:00
監督:大林宣彦
出演者:小林桂樹、 厚木拓郎、 勝野雅奈恵、 佐野奈波
収録時間:123分
レンタル開始日:2003-08-22

Story
『ふたり』『あした』に続く、大林宣彦監督の“新・尾道3部作”の最終作。小学5年の由太は、夏休みに尾道の祖父を訪ねる。ボケたと噂される祖父との生活を通し、祖父の“素顔”と由太の不思議な体験を、コミカルテイストを交えて描いたファンタジー。 (詳細はこちら

“新・尾道三部作”の完結編。

このシリーズにしてはめずらしく少女メインではなく、少年とお爺
ちゃんの話。

それでも大林作品なのでちょっと少年心をくすぐるHなシーン満載
で中々楽しめます(笑)


宮崎あおいの裸になるシーンはそのシチュエーションも相まって萌
えますね(^^; 玉虫ガンバレ~!と(笑)

まあ裸といっても肝心な部分は出ていないんですが…それが一層。

あと、むっちむちのお姉さんも、少年心くすぐり過ぎだろ!と。
勝野雅奈恵って人初めて見たけど、完全に樽ドルで(^^;


結構ぶっとんだ話で流れもスムーズではないんですが、尾道は例に
よって大好きですしまたいつか見たいかなっと思える映画でした。


玉虫は子供の頃まだぎりぎり近所で見かけましたけどね。

鬼ヤンマは見たことなかったけど、親の田舎で見たときは大興奮
したものです。
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★★☆☆☆17歳のカルテ CE 1999
2010-12-16 Thu 22:00
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演者:ウィノナ・ライダー、 アンジェリーナ・ジョリー、 クレア・デュパル、 ブリタニ・マーフィー
収録時間:127分
レンタル開始日:2001-07-13

Story
『オータム・イン・ニューヨーク』のウィノナ・ライダーと、2000年アカデミー賞助演女優賞を獲得したアンジェリーナ・ジョリーが、揺れ動く思春期の少女を演じた感動のドラマ。原作者スザンナ・ケイセンの回想録を元に映像化している。 (詳細はこちら

「カッコーの巣の上で」と似てるプロットです。

原作読んだら面白いんだろうなとは思うんだけど、なんかつまらな
かったです。

演出と、演技力じゃないかなと。


後半のスザンナ(ウィノナ・ライダー)をリサ(アンジェリーナ・
ジョリー)が追いかけるシーンなんかはホラー並にやたら煽ったり
するけど、全体的になんか退屈でメリハリにかけるんですよね。


そもそも彼女たちがなぜあんな施設に入れられなきゃいけないのか
入れられなきゃいけないほどなのかがぴんと来ないんですよ。

そんな症状の緩い人でも入れられるの?と。

後半自殺とか、半狂状態の人が出てきてやっと本当の精神病棟だっ
たのねと。


前半のやたら流れぶった切って挿入されるフラッシュバックもなん
かうざいし。

アンジェリーナ・ジョリーは活き活きとしてるけど、ああいう役っ
てノリで行けそうだから助女を取るほどではないと思いました。


ウィノナ・ライダーはこの少し後に万引きで捕まってるらしいです
ね(^^;(笑)
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★★☆☆☆火垂るの墓 1988
2010-12-15 Wed 22:00
監督:高畑勲
出演者:辰己努、 白石綾乃、 志乃原良子、 山口朱美
収録時間:89分
レンタル開始日:2000-12-16

Story
太平洋戦争末期。神戸に暮らす清太と節子の兄妹は、空襲で親も家も失ってしまう。親戚の家に身をよせたものの、邪魔者扱いされた二人は、大人の力を借りずに防空壕で暮らすことを決めた。夢見たのは、自由気ままな二人だけの暮らし。しかし幼い兄妹を待っていたものは、想像以上に厳しくつらい日々の始まりだった…。 (詳細はこちら

見たつもりでいたんですが、見てなかったのか、見たけど散漫に
見ていたのか。


まず感じたのは、ずるいなあということです。

やっぱり小さい女の子がじょじょに弱っていき、死ぬという話は
悲しい話の黄金パターンであり、ずるいなあと思いました。

忍び寄る病魔で、体に発疹でき始めるのに、小さな女の子が無邪気
に「最近体おかしいの」的なことを言わせるというのはずるい(^^;


そして驚いたのは、清太が親戚のおばちゃんの世話を疎む理由。

仕事を手伝うことを拒む理由が分からないんですよね。

見落としたかな?となんか腑に落ちないまま最後まで。


終わって、人の感想をちら見したらやっぱりそこにひっかかる人が
すごく多いんですね。


要するに清太には同情の余地がない、怠惰・我侭で妹を殺しただけ
というものです。


まあ子供ゆえの幼き行動というのは分かるんだけど、やっぱり清太
がなぜ仕事を手伝うことを拒んでいたかが分からないんですよね
(・、・)

あれ父親が連合艦隊の偉いさんで、親戚の家をちょっと見下してる
というような解釈ができるんですかね?(・、・)?


あと気になったのは現役で使われてる施設防空壕をあんな風に
自宅化できるものなの?と。

でそこから、二人だけの心地いい空間をやや強引に作りたいという
意図を強く感じるわけです。


高畑監督から「ひと時でも楽しかったという感想を持ってもらえれ
ば」というコメントが出てるそうでそこからもその意図ははっきり
と。


子供の頃、まだ家の近くには草原があってそこに板を集めて基地を
作って、そこで寝っころがって漫画を読むことがとても楽しかった
記憶があります。

うちの近くの公園では、最近あえて基地作りの楽しさを知ってもら
おうと基地作りに積極的に寛大な公園もあります。

この映画の、二人だけの棲家はそれに通じる心地よさですよね。


まとめに入りますが、この作品の描きたかったことには戦争は必要
なかったのでは?と思います。現代で十分。

母親を事故で亡くし、父親はいるも仕事の関係で側にはいない。

仕方なく親戚のお世話になるが、わけもなく親戚が気に入らず、
お気楽な逃避行。

それが悲劇を生み二人の死へ…なんて話。


それを戦争にあてはめてしまったからいびつに感じるんだと思い
ます。

要するに、千と千尋同様、子供にトラウマを植え付けるようにして
、教育しようという意図により作られている作品だと思います。

子供は大人の言うことを聞かなければ、従わなければ酷い目にあう
ぞという。

それは映画としてはずるいアプローチだと思うので、いい映画だと
は思いません。

子供の自業自得にしたいから、親戚の二人への扱いが酷くてという
描写はしないんですよね。


けどあの時代にあそこまで子供が理由もなく、逃避行するとは思え
ないんですよね。

最後の、街を恨めしそうに見下ろす二人も、現代に生きる子供達に
は脅威ですかと。


これ原作者野坂氏の実体験に基づいたという話ばかり先行してます
が、かなりフィクションなんですよね。

防空壕で暮らした事実もないし、親戚から酷い扱いを受けた事実も
ない。

むしろその頃は淡い恋に胸をときめかせていたとか。

ただ、妹を亡くしたことは事実で、もっと可愛がっていればという
後悔から描いたそうです。

そのあたりもなにか不自然な話に見える所以なんだろうなと思い
ます。


ハダシのゲンはストレートな話でなにか前向きな気持ちになれる作
品だと思いますが、この作品にはトラウマを植え付けようという、
陰鬱な印象を受けました。

子供には見せたくないと思います。
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★★☆☆☆大阪物語 1999
2010-12-14 Tue 22:00
大阪物語 [VHS]大阪物語 [VHS]
(1999/12/17)
池脇千鶴市川準

商品詳細を見る

プロットもきらいじゃないし、なんとなく懐かしい雰囲気の映像も
心地いいし池脇千鶴は可愛いし、沢田研二も田中裕子も悪くないん
だけど、なんとなくPV?みたいに退屈な映画でした。

池脇のPV、大阪のPV?


お笑いのシーンなんかもなんかフィルターかけてかっこよく映って
しまって、大阪のドキっとするような雑然とした無国籍風な雰囲気
が出てなかったように感じます。
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★★★★★カサブランカ 特別版 1942 多分二回目
2010-12-13 Mon 22:00
監督:マイケル・カーチス
出演者:ハンフリー・ボガート、 イングリッド・バーグマン、 ポール・ヘンリード
収録時間:103分
レンタル開始日:2000-04-21

Story
「君の瞳に乾杯」をはじめ、数々の名セリフと名場面で、いまもハリウッドを代表する作品として、世界中にファンを持つ『カサブランカ』。老練マイケル・カーチス監督が描いたラブ・ストーリー。1943年度のアカデミー賞では、作品賞・監督賞・脚本賞を受賞。主題歌「時の過ぎゆくまま」は、今も歌い継がれている名曲である。 (詳細はこちら

※ネタバレ注意

前見たときはイングリッド・バーグマンがすごい綺麗と感じた記憶
があるんですが今回見たらそれほどでもありませんでした。

まあやっぱり時とともにいろいろ価値観は変わるってことかな。


昔は単純にイルザを悲劇のヒロインのように感じて感情移入して
いたのかも。

今回はやけにイルザの目がキラキラしてるのはどうやって撮ったん
だろうなとか考えてしまいました。


昔見たときはネットがそんなに普及してなくて、知りもしなかった
んですが、これプロパガンダにまみれた作品なんですね。

それもあるので、見方によってはものすごく気持ちの悪い作品で、
そう考えると★無しでもあります。


けどその一歩先。 プロパガンダにまみれた作品だからこそ人間の
汚さが描けたんじゃないかなと。


この作品が公開されたのが米英軍が独軍に占領されたカサブランカ
を含む仏領北アフリカに上陸した直後だった。 なんて話も。


アメリカがヨーロッパ戦線への参加をどこまでするかに揺れている
最中にそれを肯定すべく作られた作品なんですよね。


例え同盟国であっても政治の話。

のらりくらりと約束が守られなかったり反故にされたりで気持ち
よく同盟国だと思える国なんてないんでしょう。

けど大人なら、そういうことにも目を瞑って助けようよみたいな話
ですよね。


日本でも給油活動の是非が問われてたけど、ほとんど似たような
プロットで、同じように給油活動はすべきという気持ちになるよう
な映画が作れると思います。


まあちょっと気持ち悪いのは最後の射殺ですよね。

それに目を瞑る署長が粋でかっこいいみたいになってることが、
プロパガンダ作品ととらえるとどうにも気持ち悪いところ(^^;


リック(ハンフリー・ボガート)の行動も考え様によっては、利権
を利用してもう一度、イルザを自分のものにした途端、もやもや
確執を解消させ、イルザを手放したようにも見えるし、もっと突っ
込めば男の女への支配欲を満足させただけにも見えなくもない。


イルザもどこかこのままリックといてもいいと思っている女の切り
替えの早さを感じざるを。

あと、パリ時代の謎めいたイルザはこの映画でこそ政治活動の話
なんでしょうが、女性の浮気心のメタと見ることが出来ますよね。


とかっこよさと汚さが同居してるように見えます。

汚さも何もかも受け入れているからこそ大人のかっこよさなんで
しょうが。


と経験に応じて、いろいろな見方の出来る面白い映画だと思います
(^-^
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★★★☆☆ジェロニモ 1993
2010-12-12 Sun 22:00
監督:ウォルター・ヒル
出演者:ジェイソン・パトリック、 ジーン・ハックマン、 マット・デイモン、 ロバート・デュバル
収録時間:114分
レンタル開始日:1993-01-01

Story
1885年アパッチ族の族長ジェロニモは20年近くに及ぶ合衆国騎兵隊との戦いに終止符を打ち投降。その後、アパッチ族は保留地に拘留され、農業に従事していたが、些細な事から騎兵隊が武力行使を行ったため、ジェロニモは暴動を起こし、仲間と共に逃走する…。たった一人でアメリカを敵に回した男--。植民地政策の理不尽さに反発する誇り高き最後の族長、ジェロニモの姿を真正面から捉え、壮大なスケールで描いたウエスタン・アクション。監督はアクション映画の巨匠、ウォルター・ヒル。他豪華なキャストが多数出演。 (詳細はこちら

勉強がてらに。

インディアンの有名な人らしく、インディアンといえば使われる
名前。

例えばギャルサーの古田が演じていたジェロニモ三世なんかが。

けど良く分からないジェロニモ。


そんなに派手な演出がなく、散漫に見ていたせいもあるのかもしれ
ないけど、あまりジェロニモのすごさみたいのは感じませんでした
(^^;


インディアンに懸賞金つけたがために、絶滅など考慮されずに乱獲
される動物のように懸賞金目的の虐殺が行われていたということが
一番心に残ったことでしょうか。
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★★★★☆宇宙からのメッセージ 1978
2010-12-11 Sat 22:00
監督:深作欣二
出演者:ビック・モロー、 真田広之、 成田三樹夫、 丹波哲郎
収録時間:105分
レンタル開始日:2004-10-08

Story
深作欣二が今までの作風を一転させ、宇宙を舞台に描いたSFアドベンチャー。ガバナス人の侵略を受けた惑星ジルーシアの長老は、太陽系連邦に向けて“リアベの実”を放った。この実を手に入れた8人の勇者がガバナスの大軍と壮絶な宇宙戦を繰り広げる。 (詳細はこちら

『惑星大戦争』同様、『スター・ウォーズ』の日本公開にさきがけ
素早く作り上げた便乗作品。 だそうで。


うっすら記憶の片隅に『惑星大戦争』があって、また見たいなあと
記憶を頼りに探してたらやっと発見。

もうぴあシネマクラブに載ってないんですよ(^^;


ちなみにハヌマーンってウルトラマンシリーズの映画も記憶を頼り
に探してたんですが、これも載ってない。

なんでも権利の関係で、もう出せないんだそうです。

気付くと、もう見ることの出来ない映画って多いですよね、寂しい
ことに('~`;)


で同時期の似たような作品ということで。

真田広之、志穂美悦子、千葉真一、丹波哲郎、成田三樹夫と
なかなか豪華です。


話は、里見八犬伝をパロったような作品。

でまあはっきりSWのパクリと分かるシーンがいっぱい('~`;)
(笑)

戦艦が下部をドアップで写しながら後方から前に移動していく
カットとか(^^;


あと、挿入曲がヤマトにそっくりでびっくりしました。
ヤマトは1974なのでヤマトのパクリ?(^^;


あと敵の空母?がガンダムのアバオアクーのドロスって空母にそっ
くりなのもびっくり。

こちらはガンダムが後なのでガンダムがオマージュ?(笑)

とまあいろいろ違った意味でも楽しめました。


映画は、アホらしくて中盤には笑い疲れてしまいました(笑)
もう笑う気にならないほどアホらしい(^^;

一番アホらしいのは存在感ありすぎの大阪弁のおっちゃん。
大阪弁って宇宙時代になっても下品なんだなと('~`;)(笑)


あと徹底的な日本色を強めているのも笑えます。
「地球征服の詔を!」とか(笑)

あと、電動車椅子っぽいのに乗った婆ちゃんが強烈ですね。
あのキャラが写るたんびに笑ってしまいました(笑)


あと明らかに人が入ってるロボコンとR2D2を足したようなロボ
ットかな。

このロボットガラガラ声なんですよ。

ドラエモンのガラガラ声って、すでにこの頃にはロボットは
ガラガラ声みたいな暗黙の了解があったのかな?なんて。

ロボコンもちょっとガラガラ声でしたもんね。

ドラえもんのアニメは1973~らしいので、この映画より少し前
ですが、大山のぶ代版はずっと後らしいですので。
(大山以外は記憶なし)


あとおそらく全てこれアテレコなんですよね。

外人さんがいるので分かるけど、日本人も口と声がずれてる個所が
あり。

その辺りも映画のB級感を強めています(^^;


良かったのはアクションシーンと最後の宇宙戦艦の戦い。

千葉の剣を使った戦いはスムーズで本当にかっこよかったです
(^-^


宇宙戦艦や戦闘機はうっすらSWパクリ感があるものも多いんです
が、かっこいいです。

帆船タイプのも、敵空母が特に(^-^

最後、敵空母が燃えながら墜落していくシーンなんてしびれる位
かっこよかったです(^-^


キャストではやっぱり志穂美悦子がきれいで存在感もあるし、滑舌
が良くてかっこよくて良かったです(´◇`)


たまにはこういう映画も気分転換にいいもんですね(^-^
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★☆☆☆☆On the way comedy 道草 咲きかけのぺんぺん草編 2007
2010-12-10 Fri 22:00
監督:大根仁
出演者:西村雅彦、 宮崎吐夢、 戸田恵梨香、 バナナマン
収録時間:73分
レンタル開始日:2007-06-20

Story
TOKYO FM系で放送されたラジオドラマを原作とするショートコメディ第1弾。主演の西村雅彦と1話ごとに異なるゲスト出演者との絶妙な掛け合いが見どころ。国籍不明の外国人同士が噛み合わない日本語でやりとりをする「芋煮会」ほか、全3話を収録。 (詳細はこちら

西村雅彦によるコメディです。
戸田が出ているので(・、・)

う~ん、ちょっと全体的に強引というか安易というか無理やりと
いうか('~`;)


松尾スズキのインザプールやクドカンのヤジキタに似た独り善がり
感が。


個人的に、ひたすらハイテンションな芸風。

ハイテンションだから面白いでしょ?みたいな芸風って嫌いなん
ですよね。

安易だし、冷めて感じてしまう。

実際ハイテンションに頼りっぱの三流お笑い芸人て多いし(-_-

まあそんな感じです。


戸田もこの作品の演技は微妙ですね('~`;)

時間もなくて、一気にのりでいいやって雑な印象を受けました。

まあ勉強にはなったと思いますが。

また、全体的にきつい赤みがかった映像はちっとも綺麗に見えなく
なるし、単調で退屈でした。


バナナマンの話もひねりもオチも巧いなと思うんだけど、オチつい
た後もだらだらとつまらないハイテンション演技長過ぎなんです
よね。

前半もくどくて冗長('~`;)
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★★★☆☆野菊の如き君なりき 1955
2010-12-09 Thu 22:00
監督:木下惠介
出演者:田中晋二、 有田紀子、 田村高廣、 杉村春子、 笠智衆
収録時間:92分
レンタル開始日:2006-06-24

Story
松竹が生んだ名匠・木下惠介監督が、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」を斬新な演出で映画化した悲恋物語。美しい信州の自然を背景に、お互いの身分の違いが原因でむなしく散った少年と年上の少女との清らかな恋を描く。 (詳細はこちら

木下恵介監督の作品が見たくなったので。
原作は野菊の墓です。

白黒ということもあって日本の心地よい原風景がたっぷり楽しめま
す。

黒でも緑の木々や山々が青々としているのが分かるのはすごい。

青年時代の政夫(田中晋二)がとてもいい味を出していたと思いま
す。あと、老人の政夫(笠智衆)も。


全体的な雰囲気はすごくいいんですが、白黒のため詩が読めなかっ
たりでなかなか話がすっと頭に入ってきませんでした(^^;

松田聖子版で勉強してから再見しようかなと(^^;

ただ卵型マスクはちょっとうっとおしいと思いました(^^;
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★★★☆☆MIDWAY ミッドウェイ 1976
2010-12-08 Wed 22:00
監督:ジャック・スマイト
出演者:チャールトン・へストン、 ヘンリー・フォンダ、 ジェームズ・コバーン、 三船敏郎
収録時間:126分
レンタル開始日:2003-10-24

Story
チャールトン・へストン、ヘンリー・フォンダ、三船敏郎ら、豪華メンバーによる戦争ドラマ。真珠湾奇襲で成功を収めた大日本帝国連合艦隊司令長官・山本五十六大将だったが、ミッドウェイで米国太平洋艦隊に痛恨の敗北を喫すこととなる。 (詳細はこちら

映画としてはちいとも面白くなくて★一つ程度なんですが、売りの
実写映像はなかなかの大迫力で見てよかったです。


前半が全く戦争描写が無く、ちょっとした人間ドラマが入るので退
屈なのが痛い。

日本をエイリアンのように描いてないのはいいと思うんですが、
刻一刻と戦いが近づいているというカットがあればよかった気が
します。

日本人女性とアメリカ軍人との恋は見慣れていないので、興味深く
見れましたが、お父さんが握手を求めても、頭を下げるだけという
シーンは、日本や日本人がコミュニケーションを避けているという
メタに感じ、やや不快な誇張に感じました。


あと、アメリカ映画なので仕方ないんですが、日本人には英語でな
く、日本語で話して欲しかったですね。 トラトラトラのように。

せめて吹き替えがあるといいのに(・、・)


映像はこれまた仕方ないんですが、アメリカ寄りの映像が多く、
結果的には一気に日本敗戦へ導くほどの日本軍の大敗であったにも
関わらず、アメリカ軍が苦戦しているように見えてしまいます。


ゼロ戦が空母に特攻するシーンなどは強烈。


それと対比するかのようにアメリカ軍の戦闘機は、できるだけ
ダメージのないように海面に着水させ、後に唯一の生存者となる
のが印象的でした。

まだ神風特攻隊とはっきりと登場してないと思うんですが、日本軍
には、当初から、敵艦にぶつける意識があったという映像でした。

(ミッドウェイ海戦は1942.6 特攻隊登場は1944.10のレイテ沖海戦)

この戦い自体は日本軍の方が数が多くてアメリカ劣勢とされている
ようですが、暗号解読で戦況などひっくり返していたし、そもそも
この戦いに勝っても、この領域を支配することは不可能と認識して
いた日本軍とでは、やっぱりアメリカの圧倒的優勢と言えると思い
ます。

パイロットの人命への意識がそれを端的に表しているかと思い
ます。

まあ、ミッドウェー海戦へ踏み切らざるお得なかったきっかけが
東京への爆撃ですから、アメリカ本土に近づくことすら出来なか
った日本とではやはりこの時点で勝敗はついていたように感じ
ます。

勿論戦う前からですが。
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★★★☆☆回路 DX版 2000 二回目
2010-12-07 Tue 22:00
監督:黒沢清
出演者:加藤晴彦、 役所広司、 麻生久美子、 武田真治
収録時間:118分
レンタル開始日:2003-06-27

Story
“恐怖”をテーマに追い続けた黒沢清が監督・脚本・編集を手掛けるホラー作品。大学生川島亮介のパソコンのネット画面に浮かんだ「幽霊に会いたいですか」のメッセージ。その時から亮介の周辺で奇妙な事件が起き始め、一人また一人と人間が消えていく。 (詳細はこちら

黒沢清監督。

先日「叫」を見た時に回路と対になっているという説を見かけたの
で見直して見るべかなと(・、・)


確かにアプローチは「叫」に共通するなあと思いました。
ただ、「叫」は「忘却」がテーマでしたが、この作品は「孤独・
自我」がテーマになっているかと。


びっくり恐怖やグロといった分かりやすい怖さはない一方で、暗い
画面、真っ暗な個所がとても多く、じわ~と怖くなる感じです。

その技術は今見ると今だに斬新である一方で、黒沢監督作品として
見るとちょっとその手法に頼りすぎかなと感じました。

そういう意味では最近の「叫」の方がずっと洗練されていると思い
ます。


話的には例によってよく分からない作りになっているので、見る人
によって受け取り方は全然違うと思います。

個人的にはこの作品でいう霊界、ネット世界は、社会そのものなん
じゃないかなと思います。

そしてそちら側に行くということは、無個性、没個性化すること
なんじゃないかと。 社会に迎合してしまう状態。


一方でこちら側の人間は自我を失うことを恐れ、個性を守ることに
必死になっている。

赤いアイテムは社会と自我の境界線を守る個性の象徴なんじゃない
かなと。


そうすると、赤いガムテを貼る行動は個性を必死に守り主張する行
動ということになると思います。

そう考えると、ラストは逆に個性を失うことを恐れ、社会から逃げ
回る、滑稽さを描いたものなのかな。


人は個性を失い社会に迎合することを恐れる一方で、社会に身を
ゆだねることに安心を覚え、気を抜くと社会にその身を没して
しまうということが、人から染み化、そして粉々に空気中に霧散
するシーンになるんじゃないでしょうか。


一旦、霧散してもまた人間に戻ったりするのは、個性に拘るか拘ら
ないかはっきり線引できるものではないというメタなのかな。


面白かったシーンは女の幽霊がずっこけるシーンですね。
ああいう意外性って本当に黒沢監督って巧いですよね。

あと図書館のシーンも好きかな。


あと序盤の友達(麻生)が部屋に行くと、生きているかのように黒
い影が普通にいるところかな。

あの 影→シミ→自殺体のシーンって読めてもドキッとしますね。


あと有名ですが、投身自殺のシーンですね。

あれメイキングでやっとどう撮ったのか分かったけど、ああいうの
って全部CGってわけにはいかないものなんですね。

あの飛び降りる役の人にはお疲れ様と言いたいです( ̄ー ̄)


この頃の麻生久美子は尋常じゃない美しさでした(´◇`)
小雪も驚くほど白かったです(^-^
別窓 | 映画 | コメント:0
★★☆☆☆ヘルプレス Helpless 1996
2010-12-06 Mon 22:00
監督:青山真治
出演者:浅野忠信、 光石研、 辻香緒里、 斎藤陽一郎、 伊佐山ひろ子
収録時間:80分
レンタル開始日:2004-11-05

Story
世界各国の映画祭で注目を浴びた青山真治の初監督作品であり、浅野忠信の初主演作でもある青春ドラマ。仮出所した片腕の男・安男は妹のユリとショルダーバッグを友人の健次に託して消息を絶ってしまう。残されたふたりは彼を追うことにしたのだが…。 (詳細はこちら

青山監督のデビュー作。

やっぱり意味不明な映画ですが、後の監督作に比べると間が少ない
ので見やすい作品じゃないでしょうか。

ちょっと安易に奇をてらった暴力描写に頼っている気が無きにしも
非ず(^^;

最初の空撮のグラグラ加減や、いきなり投げ入れられる三輪車。
トンネルのシーンあたりは斬新でしたけどね。

あと、喫茶店で女性を追いかけるシーンの長回しかな。

なので、初監督作品と言われれば、おっ、面白そうな監督が出てき
たなと思うのは分かる気がします。

まあでも最後の解釈とか放り出し系ですね(・、・)
別窓 | 映画 | コメント:0
★★★☆☆トゥルーマン・ショー 1998
2010-12-05 Sun 22:00
監督:ピーター・ウィアー
出演者:ジム・キャリー、 エド・ハリス、 ローラ・リネイ、 ノア・エメリッヒ
収録時間:103分
レンタル開始日:2003-02-21

Story
メディアによって作られた人生の悲喜劇をジム・キャリーが熱演した傑作。トゥルーマンの人生は、隠しカメラによってTV番組として世界中に放送されていた。自分の人生が全て作りものだったと気づいた彼は、現実の世界への脱出を試みるのだったが…。 (詳細はこちら

※※※ネタバレ要注意!※※※

オチは知ってたので。 オチというか主題?

オチ知っていたスタンスとしては、予想通りの展開ですね。

なので「世にも奇妙な~」の豪華版て感じ。

もう一転、二転欲しかったかなあというのはあります。


まるで世界の果てのような空の果ての壁とか、全体的にも全く安っ
ぽさを感じさせないのはさすがハリウッド映画。

あと、ジム・キャリー、エド・ハリス、ローラ・リニー辺りは巧い
なと思いました。

基本的にはマスコミって怖いねっていうのと、それを見る視聴者も
同罪ってところだと思います。

けど、自分から勇気を持って動かなければ、周りの人間がお膳立て
してくれた世界にいるだけで作られた世界に居るトゥルーマンと
同じだと考えれば、全ての人が自身にも通じる話として受け取れる
のでしょう(・、・)
別窓 | 映画 | コメント:0
★★★☆☆輪違屋糸里 ~女たちの新選組~ 2007
2010-12-04 Sat 22:00
新撰組ってあんまり好きじゃないんですが、知らない話なので。

予想していたよりは、上戸のウェートは低くて。

上戸は前半は良かったけど、やっぱり綺麗というよりは可愛いなの
で、花魁のシーンはちょっとしっくりこなかったように感じます。

化粧もすごくナチュラルメイクなんですよね。
も少し白くして花魁らしいメイクの方が良かったと思います。

あと細かいことですが、最後のお披露目シーンで歩くの速すぎ(笑)

でもあの眼鏡をあてがわれたシーンなんかは可愛かったと思い
ます。


新撰組の方は地味かと思ったけど、結構みんなはまっていて良かっ
たと思います。

的場浩司の近藤勇が特に良かったです。

あと伊藤も。 海猿もだけど伊藤ってこういう男らしい役のほうが
いいですね。

獅童、山本太郎あたりも良かったかな。

あと温水もいい味出してましたね。

あとは序盤の小田茜も良かったと思う。


話はふ~ん程度かな。

なんかやけに狭苦しいしシーンが多いのがなんかいかにも安っぽい
作りで('~`;)でした。

殿様の前で歌を詠むシーンもなんでそんな狭い部屋でって位、
肩ぶつかり合うくらいギユーギューな部屋だったのにはちょっと
苦笑(^^;
別窓 | 映画 | コメント:0
★☆☆☆☆生きる 2007
2010-12-03 Fri 22:00
監督:藤田明二
出演者:松本幸四郎、 深田恭子、 北村一輝、 西村雅彦
収録時間:107分
レンタル開始日:2008-01-18

Story
黒澤明監督、志村喬主演の名作ドラマを松本幸四郎主演でリメイク。無為な毎日を繰り返す市役所の市民課課長・渡辺勘治。すい臓癌に冒され余命幾ばくもないことを知った彼は、市民のために公園を建設しようと奔走する。演出は『ラストラブ』の藤田明二。 (詳細はこちら

※※※ネタバレ要注意!※※※

映画を見ているスタンスでの感想。

これも、「天国と地獄」同様、映画理解してないなあというのが
('~`;)

サチ(深田恭子)に必要なのはバイタリティー、体から湧き出るよ
うな活力なのは誰でも分かることだと思うんだけど、天真爛漫さ
だけでそれが演出されてなかったのが痛い。

始め深田と聞いた時は問題ないと思ったんだけど、しばらくまとも
に見てなかった間に随分落ち着いた演技するようになっちゃったん
ですね彼女。


富豪刑事の癖かな?ファイテンィグガールとか下妻みたいにはじけ
る様に我侭でスーパーマイペースな演出が必要だったと思います。

ちょっと頭の悪そうなおしゃべり好きな女子高生みたいな、柳原
可奈子の芸みたいに、ポンポンポンポンハイペースなマイペースで
一人で話を進めていって、おっさんじゃ置いてけぼり食らうみたい
なところが映画でも演出されてたんですよね。


質問するけど、答えはどうでもいいのか?
ただ、流れで質問しただけなのか?みたいなとことか(笑)

それが一つ一つじっくり聞いてしまっていて、若い娘の痛さみたい
なのが全然出てなかったと思います。

勘治(松本幸四郎)はその若いゆえに恐れを知らない怖さ。

希望一杯さに驚き観察して、ただ落ち込んでいただけの姿勢を変え
るんですが。


てことで映画だとサチの話を聞きながら好奇心一杯に彼女を見つめ
、驚き、感動し、なにやら嬉しさがこみ上げてくるなんてシーンが
あったんですが、完全になくなっていたことにびっくり(^^;

ここ、この作品の肝だと思うんですが(^^;


あと勘治が息子に打ち明けようとした時の息子の対応だけど、映画
だと自分は息子への愛でいっぱいなのに反して息子の対応には勘治
への愛が微塵も感じられず、ショックを受けるというものでしたが
この作品では勘治への思いもあるという風に受け取れる印象で
した。

ここも痛い改変。


あとヤクザとの対峙シーンも映画だと山場の一つでしたが、そっけ
ないものでした。

あれうさぎが追い詰められたかのような表情だと思うんですよね。

ネズミの様に攻撃的になるでもなく、小動物が追い詰められ諦め切
って自分がただ生きること以外目に入ってないよ、というような。

対するヤクザのリーダーも引き下がりはするけど、そこはプロ、肝
が据わって怖気づいたわけではなく引き下がる感じなのに…。

その辺りが理解出来てるとは思えませんでした。


あと映画では泣けたブランコのシーンだけど、まわりが黒くなって
いたことにびっくり。

あそこは彼の最後の生きた証たる公園を見ながら、彼が生きた実感
を感じているのにそれが見えなければ意味をなさないと思います。


ついでに言えば、些細ながらモノを作り生きる喜びを感じていた
サチをその対極にある政治のうぐいす嬢で最後登場させるのは全く
映画を理解出来ていないなと(^^;


松本は大体は悪くないんですが、レストランで彼女の答えに驚く
シーンがテレビや映画の演技とは異質に感じました。演り過ぎ。


ユースケ・サンタマリアは映画より良かったと思います。
彼の存在で作品が分かりやすくなったような(・、・)

劇中の勘治の口づさむ歌はノスタルジーを誘って涙を誘ういい曲な
んですけどね。

沖縄民謡調にしちゃうんですから、原作レイプと言われても仕方
ないかと…('~`;)(笑)
別窓 | 映画 | コメント:0
★☆☆☆☆天国と地獄 2007
2010-12-02 Thu 22:00
監督:鶴橋康夫
出演者:佐藤浩市、 阿部寛、 鈴木京香、 妻夫木聡
収録時間:128分
レンタル開始日:2008-01-18

Story
黒澤明監督の名作を佐藤浩市、妻夫木聡ら豪華キャストでリメイク。大手シューズメーカーの常務・権藤の息子が何者かに誘拐される。身代金の要求は3億円。ところが、誘拐されたのは権藤の運転手の息子だった…。監督は『愛の流刑地』の鶴橋康夫。 (詳細はこちら

※※※ネタバレ要注意!※※※

映画を見ているスタンスでの感想。

始まってすぐ、観覧車に乗ってる妻夫木のシーンでこりゃだめだと
思いました(^^;

映画では、犯人の正体が中盤まで全く分からずに、株取得をあきら
めさせるための役員方の策略か?

あるいは運転手も、もしくは妻までもグルなのか?

というミステリー要素があったんですが、あっさりその面白さは
放棄。


もう一つは犯人の動機にかかる部分だけど犯人はインターンという
、一般人からすると恵まれてるんですよね。

でもその実、インターンの中にも貧富の差、家柄とかで出世の可否
は大きく差が付くそれこそ天国なのに、さらに天国と地獄がある
ような環境に居る。

だから世間からは自分の生活が地獄だなんて理解してもらえない
地獄にいることに日頃イライラ。

そこから麻薬の密売に手を染める。

そんな彼がいつも生活の中で癪に障って仕方なかったのが、ふと目
線を上げると目に付く高台にある豪邸だったわけで。

家の窓からも正面にあるこの高台の家が、彼の日頃のイライラに
火を付けてしまうんですよね。


だから、犯人は地面からあの高台の家を見なければ意味がないんで
すよ。

それなのに、観覧車に乗ってしまったら、下手したら同じ目線にな
りかねないわけです。


犯人は金への執着ではなくて、単なる逆恨み。

それを裏付ける、ただ高台にあの家があったからということを印象
付けるためには、観覧車なんかから見るシーンを作ってはいけない
んですよ。

おまけに家まで二階。 あれは一階になければ同様の理由でNG。

犯人は地面にへばりついた惨めな存在でなければいけなかった。


あともう一つ彼の怒りを爆発させた理由は夏の暑さなんですよね。

原作では、夏の暑さが白黒の画面を通してにじみ出ていて、それが
途中に出てくる、魚屋や、売春街、共犯者の死体発見現場から、
まるで臭いがにじみ出てきているような効果を呼ぶんですよね。

それらが、彼が怒りを爆発させてしまった理由として大いに説得力
のあるものだったんです。

ところが舞台が小樽('~`;)

暑さなど感じるわけがありません(^^;

この辺のちょっとしたところからも原作を理解してないなあ~と
いうのが。


ついでに言えば、妻夫木がかっこいい兄ちゃん気取り過ぎて貧しさ
が直接の犯行動機ではないとしても、インターンの中では恵まれ
ない苛立ちというの雰囲気が出てませんでした。

あれじゃボンボン。

おまけに映画にはいない薬を持ってきた綺麗な女も、ディープキス
なんかしてなんだよ綺麗な女までいるのかよとなって。

これだけ犯行動機への伏線がなくなってしまっているので、最後の
対面のシーンは茶番になって当然です。

あれじゃ、ちょっと妻夫木が可哀相。


あともう一方の権藤(佐藤浩市)側もいろいろともったいなく。

まず靴への熱い思いを吐くのが早すぎです。

映画では、はっきり言えば、権藤は終盤までヒールです。

人の良さなど見せずに金、権力の権化です。

それが見ていて、本当に子供を見捨てかねないというのもあったし
ある意味お金や地位を失ってざまあ見ろ的な爽快感があるんです。

途中、自分の子供じゃないって分かるまでのタメも無さ過ぎだし、

お金はあの日じゃないと、取引は成立しないはずなのに、あっさり
と、延期しろといってここでのドキドキ感もあっさり放棄してしま
っているのもこの作品をつまらなくした要因かと。


最後も、権藤の心の隅にも靴作りへの熱い想い残っていたんだと
いうサプライズだったんですが、最初から靴作りに熱い、人のいい
人間が最後に報われた的な平凡な作りになってしまったと思い
ます。

本来最後の対面は、二人とも同じように、世間も人も信用できない
というひねくれた男二人がこの事件によって天国と地獄に分かれて
しまったということも表しているんですよね。

地獄に落ちるべく人間としてターゲットにされた権藤が、奇しくも
靴作りという本当の生きがいを見つけ、単に裕福に生きていくこと
なんかよりも天国にたどり着き、引きづり落とそうとした側が本当
に地獄に落ちてしまう。

この辺も全く意味をなさなくなることにつながる改悪でした('~`;


細かいとこだと追加された吹石のシークエンスはいらなかったです
ね。

あそこも死体をはっきり写さないことで、真夏という暑い中に死体
が置かれている凄惨な感じ。

例えば死体なんてとんでもなく腐ってしまっているというイメージ
を想像できて良かったんですが、あっさり描写してしまっていて
残念。

まあ花が少ないのでというのは分かるんですが。


「冬は寒くて寝られない。夏は暑くて寝られない。」

今でも映画の舞台横浜や東京では壁の薄い西日のよく当たるアパー
トではあることだと思うんですが、小樽じゃどっちもありえない
ですよね。

夏は涼しいし、冬、寒くて眠れないんじゃ死んでるんじゃないの?
(笑)

これだけ見ても映画を本当に理解してないなあと思うことしきり
('~`;

インターンでも天国と地獄があるってことを描いていた、BJに
よろしくの妻夫木を使ったのは面白かったんですが。

と演技以前の問題だと思います(=_=

映画でも贅沢なキャストなのに残念。
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