映画やドラマの感想です
★★★★☆クイール 2003
2012-03-19 Mon 22:00
監督:崔洋一
出演者:小林薫、 椎名桔平、 香川照之、 戸田恵子、 寺島しのぶ
収録時間:100分
レンタル開始日:2004-08-25

Story
日本中を暖かな感動で包んだベストセラー「盲導犬クイールの一生」を、『刑務所の中』の崔洋一監督が映画化。盲導犬として育てられたクイールはさまざまな人々との出会いや別れを経て成長し、ひとりの男性のパートナーとして人生を共に歩み始めるが…。 (詳細はこちら

※ネタバレ注意

お涙頂戴を押えた演出に好感が持てました。

そのおかげで最後は泣かなかったけど、試験に落ちたシーンで
足元になつくクイールの姿に涙があふれ。・゚・(ノД`)・゚・。


人は犬に散々酷いことをしてるのになんで犬はこんなに純粋で
献身的なんだろうって。

小林薫の盲人主人が捻くれ頑固な飼い主を上手く演じていたので
その辺りもリアリティが感じられよかったです。

人と犬の自然な共存が描かれていたと思う。


椎名桔平も盲導犬の教官として妥協のしない人柄を上手く
演じられていたと思います。

少し前に盲導犬についてのドキュメントを見たんですが、盲導犬
ってがっちり血統管理されてるらしいですね。


この映画は、管理外の犬が盲導犬になれたという話ですが、
今はほとんどこういう話はないのでしょう。


で盲導犬になる犬ってアメリカから精子輸入してるらしいんですよ。
注射器でプスって。

この映画にも描写がある通り、人や車通りの激しいところでも
物怖じせずに任務を遂行する能力が問われるので反応の無い犬に
ひたすら改良されてるんですよね。


最近は全然吠えなくて温厚な犬が多いと思ったら、そういうこと
なんだなと。

昔の犬って小さい子でも走ってたら確実に追いかけていくイメージ
があるけど、最近の犬ってそれがあまりないですからね。


一方で飼う為の犬は適度に好奇心があるように改良されてるん
ですよね。

そうやって作った盲導犬でもやはり生まれてくる子供はそれぞれ
らしく選別される。


ちょっと複雑だったのは、少しだけ落ち着きが無い犬に対して
この子は"ダメな子"なんです。 と言っていたこと。

それくらいの好奇心は飼われるにはちょうどいいはずなのに、
彼ら盲導犬の生産者にとっては"ダメな子"と切って落とされるん
です。


人間はさすがにまだ精子を輸入して注射器プスではないけれど、
それでも結婚相手の性格は吟味しているわけでそれと本質的には
変わらないのかも知れないけど、ちょっと複雑でした。


映画ガタカって人間がそうなる怖い映画でしたが、確実に人間の
世界にも到来する話だと思います(・、・)

それすら飛び越えて家畜の世界ではすでにクローンが実用化
されているわけですが。

クローンなら変異した動物でも確実にコピーが作れますからね。


まあこういう話にいいも悪いもないんでしょうが。

話は少し脱線しましたが良作だと思います。
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