映画やドラマの感想です
★★★★★東京大空襲 受難・邂逅 2008
2012-05-10 Thu 22:00
監督:上川伸廣
出演者:藤原竜也、 堀北真希、 瑛太、 柴本幸
収録時間:132分
レンタル開始日:2009-03-04

Story
第二次大戦末期の東京大空襲の悲劇を、藤原竜也、堀北真希ほか豪華キャスト共演で描いた戦争ドラマの前編。空襲によって父を亡くした晴子は、心臓に障害を持つ青年・博人と心を通わせる。だがある日の晩、無数の爆撃機が東京の空を覆い…。 (詳細はこちら

1夜目を見たときは★無しかなというほどのものもあり。

2夜目を見ても★三つ?


1夜目は爆撃が始まってすぐの女性ボーカルの英語の曲に萎え萎え
('~`;)

英語の曲は不謹慎だ的な憤り声も多いようですが、それは個人的に
は許せるとして単にものすごくミスマッチな気がしました。


爆撃シーンは長丁場なのに、英語の曲と秋川の曲を使いまわし過ぎ。

曲の売り込みドラマですか?ってほど(^^;

また曲がもろX(エックス)っぽくて(^^;


あと、1夜目は特に東京大空襲に関係なくない?という話が
今ひとつ。

いろいろな作品で作られ尽くされた話で、もっと東京大空襲なら
ではの話が見たいのになと。


これは少し前に"語られなかった33枚の真実"を見ていたのも大き
かったかな(・、・)

あちらはドキュメンタリーというのもあったけどはるかにいろいろ
な東京大空襲だけのエピソードを伝えてくれたと思います。


あと、ちょっと人数・シークエンスが多すぎでごちゃごちゃし過ぎ
ちゃかちゃか展開しすぎ感が強かったです。


あと少し細かい点では、晴子(堀北)と博人(藤原)の話すシーンで
手ブレがひどいところがあって萎えました。


話に踏み込むと、ちょっと晴子の最後はあたりは強引だったかなと。

まあ全体的にかつかつなせいもあるけど、出征を祝ってもらった場
で再会してもう離さないとか、と思ったら爆風で離されてとか、
で機銃掃射にぶちきれてもうやめろ!私を殺せとか、やや強引(^^;


あと、事実?元ネタ有り?が気になったのは空襲を知っていた
アメリカ人が居たこと。

てかあのアメリカ人って何?誰?というのがさっぱり分からなかっ
た(^^;

元ネタがないんだとしたら、ちょっと過剰なフィクションな気が
します。


それに絡んで、在日韓国人がその事実を隠したという話。

これも元ネタがないんなら過剰フィクションでは?

この話のせいでいくら朴(瑛太)が英語が出来るだけでスパイ扱いと
ぼやいたところでなんの説得力もなくなってしまった気がします。


あと、終盤の友子が韓国人と韓国に行ったって話も元ネタあるの
かな?

本国に帰るだけでも大変だったと思うけど、日本人の女の子連れて
なんて帰れるもの?

まあ戦後のどさくさで帰れはしてたとしても、まだ物心もついたか
分からない子供連れてくって誘拐じゃないの?

いくら子供が日本が大変だと思っててもさ。

まだアメリカなら分かるけど、混乱してるのは韓国も同じな訳だし。

これも元ネタがないんなら過剰フィクションでは?


あと過剰演出は拷問シーンですね。

ライトがカラフル過ぎ(笑)


話で首をかしげたのは、谷村さと(真矢みき)の変わり身の早さかな
(^^;(笑)

旦那が亡くなったって話した直後に石川茂(岸谷五朗)が抱きしめる
のもちょっと違和感感じたな(・、・)


で、すぐに石川茂(岸谷五朗)が誘い、それに乗るのも(・、・)


あと、終盤であのガラスを関係ない人が子供に渡して川に投げるの
は違和感を感じた。


晴子があの川で命を落としたならともかく、大空襲で命を亡くした
人のお骨のある場所か、博人(藤原)の墓に入れてあげては?


と結構ぼやいてきましたが、事実?というはあるものの、結構
踏み込んだ作りになっていたこと、そして考えるきっかけには
十分なるなということが良かったと思います。


在日韓国人がスパイ容疑で苦しんだり、なにより当初は日本の理念
に賛同していたということが描かれたのは大きかったかなと。


それに対して、日本は上層部だけが決め、疑いは抱かないのか?
という朴(瑛太)の晴子(堀北)に対しての問いに対して、晴子が
日本は神国だと言われ信じてきましたというシーンは良かったと
思います。


神国だと信じることを滑稽に描くでもなく、いいことや立派なこと
と描くでもなく。

このセリフは絶妙なバランスで描かれていたと思います。


プールに逃げ込んだ子供の上に容赦なく大人が覆いかぶり火炎旋風
が襲うシーンは実際にこんな感じだったのかなと思ったし、

明治座のエピを思わせる、鉄筋コンクリートの建物にわざと逃げ込
ませて圧死、窒息死で皆殺しを狙うシーンもその時の地獄のような
雰囲気を感じることが出来ました。


あと言問橋に、両岸から人が殺到して川面を伝う火炎旋風に飲み込
まれるシーンも凄かった。


あと傷口に湧く蛆虫と破傷風の恐怖。


前述通り、詰め込みすぎ感はあるけれど、二度見ると、整理して
見れるのでその変はあまり気にならなくなります。

そしてドラマとして、いや映画としてもかなり力やお金の投入
された作品であることは十分感じることが出来ましたのでよかった
と思います。


堀北は華奢な体で、それがこの頃に日本人に嵌りとても良かった
と思います。

今まであまり感じられなかった芯の強さ力強さもあって良かった。

終盤の絶叫シーンも良かった。


対する藤原も少し古風な日本男児に合っていた気がします。

やたら状況変化が多く難役だと思いましたが上手く演じていたと
思います。


瑛太も良かった。

柴本もなんか雰囲気にマッチしていたと思います。


あと、がっちり作品を底上げしたのは大滝秀治ですね。
真摯なナレーターと終盤の涙のシーンは素晴らしかったです。


ということで一回目はあれよあれよでしたが、二回見たら、
二回目は涙が止まらず号泣並に泣いてしまいました(^^;

出来という点からみればチグハグな点はあると思いますが、
これだけ泣かせてもらえば、★五つつけざるを得ないなと(^^;
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