映画やドラマの感想です
★★★★☆はだしのゲン2 1986
2013-03-18 Mon 22:00
監督:平田敏夫
出演者:宮崎一成、 甲田将樹、 中村啓、 青山貴美
収録時間:86分
レンタル開始日:2005-08-06

Story
中沢啓治原作による傑作戦争コミックの劇場版アニメ第2弾。ゲンは原爆の爪痕が残る広島でたくましく育つが、ゲンの母は心労と被ばくの影響で倒れてしまう。そんな中、闇市で出会った浮浪児たちと意気投合したゲンは、母のためにお金を稼ごうとする。 (詳細はこちら

こっちは1よりも何年か経ち、後遺症に苦しむ人の話がメインに
なりますが、貧乏だったり、孤児の苦しさと原爆に限らない普遍的
な話が多くなっています。

火傷を持つ女の子が見た目で化け物と言われ、かつ、伝染病なん
じゃ?と近所で疎まれる姿は原爆のもたらした悲劇の重要なもの
ですが。


ただ、ひとつひっかかったのは、金属泥棒の件かな。

あの工場は戦争を利用してぼろ儲けした工場だから盗んでもいい
というのです。

もちろん庶民からすれば、工場の一部利権者は許されざる贅沢を
していたかもしれないけど、あの頃は工場の利権者も軍に押えら
れてそんな贅沢を貪るという状況ではなかったんじゃないかなと。


なにか制作側の安易な意図で作られたセリフに感じられました。

結局貧しいから盗んでやれ、儲けてんだからそいつから盗んでやれ
では、戦争の論理と変わらないんじゃないかなと。

だってあの農家や工場関係者にはあの盗みによって、金が足りなく
なり、それが理由で死んでしまった人もいても不思議じゃないん
ですよね。

人は自分や家族の生死がかかる場合は人を理由も無く殺していい
のかという話です。

なぜ戦争なんてするんだと人を責める一方で人の死に結びついても
なんらおかしくない盗みをするわけです。

線引の出来ない問題だけに安易な正当化はして欲しくなかったです
ね。

あそこは余裕があるから程度でよかったんじゃないでしょうか?

まあ子供ゆえにそんな理屈も分からない残酷な存在という事実は
あるんですが。
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