映画やドラマの感想です
★★★★☆さらば愛しき大地 1982
2013-07-04 Thu 22:00
監督:柳町光男
出演者:根津甚八、 秋吉久美子、 矢吹二郎、 山口美也子、 白川和子、 蟹江敬三
収録時間:135分
レンタル開始日:1982-01-01

Story
農業と工業が、新旧渾然一体となってぶつかり合う郊外都市を舞台に、ある農家の崩壊を描く重厚な人間ドラマ。茨城県鹿島地方。田園地帯に押し寄せる工業群、その一角に小さな農家、山沢家がある。次男の明彦は東京で働いているため、一家を支えるのは長男の幸雄ただ一人。そんなある日、幸雄夫婦の最愛の息子二人が沼で溺死してしまう。孫を失い落胆する祖父と祖母、そして身重の妻。これを境に、幸雄の生活は狂い始める・・・。 (詳細はこちら

これも十九歳の地図同様でそれよりもさらに、入ってこない(><

すごくインパクトはあるし、面白い話しているのは分かるんだけど
それ以上にリアリティーが勝ってしまっている感じでした。

これはまた時間があれば理解を深めたいです。


農家のやり場の無い怒り、絶望、そして崩壊の話。


たまたま最近、スクープ番組で見ましたが、鹿島近辺で、理不尽な
線引が行なわれ、そこに住む住人が急に生活破綻へ追い込まれて
いるという話をやっていました。

なんでもあの辺りの農家って少しずつ土地を切り売りして生計を
立てている人がほとんどなんだとか。

子供が進学する時は少し畑を売るしかないなとか計画して。


ところが急に調整区域に囲い込みされると土地の値段は二束三文
に大暴落するんだとか。

家を建てようとしても、役所から待ったがかかり許可が下りない。
家が建てられなきゃ買う意味が無いと。


老後の住居用にと買っておいた都会の人たちも今建てないなら
もう建てさせませんよと寝耳に水の宣告。

そんなことしてどうして町を活性化させたくないの?
と思ったら、なんでも老人は来て貰っても負担ばかり大きくなって
街の経済には負の存在らしいんですよ。


街に老人はこなくていいし、老人になった農家はもういらない。
変わりに、将来のことなんて知ったこっちゃないから、産廃廃棄場
にすればお手軽にお金がぽこっと入るんだとか。

まさに目先のことしか考えていない政策ですね。

まあ彼らの言い分は最善を尽くしてきたが経済的にやむにやまれず
とお約束なんですが。

まさにそういう土地柄なんだなと思うとこの作品の重みがまた違い
ます。
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