映画やドラマの感想です
★★★★☆レッドクリフ Part I 2008
2015-05-04 Mon 22:00
監督:ジョン・ウー
出演者:トニー・レオン、 金城武、 チャン・フォンイー、 チャン・チェン、 ヴィッキー・チャオ、 フー・ジュン、 中村獅童、 リン・チーリン
収録時間:147分
レンタル開始日:2009-03-11

Story
ジョン・ウー監督が、三国志のエピソード“赤壁の戦い”を描いたアクション巨編の前編。天下統一に燃え、80万の兵力を使い敵国を攻める曹操。その巨大勢力に立ち向かうため、諸葛孔明と周瑜によるわずか6万の連合軍が知略と奇策を駆使して戦いに臨む。 (詳細はこちら

この迫力は映画館で見たいと足を運びましたが、それは期待を
裏切らず、戦闘シーンだけなら★10個あげてもいいかな( ̄ー ̄)

昔、三国志を読んだ時は涙が枯れるかってほど泣いたし、関連本
は読み漁ったほどなので序盤から自然と涙がにじんでしまうほど
見入ってしまいました。


ところが…途中から戦闘以外の話になるんですが、そこで結構
クビを傾げるような改変の連続。


例えば劉備が子供投げ捨てるエピソードは有名なのにそれが無し。


あと周瑜ははなから魏と戦う気はないのに、孔明が曹操が小喬を
狙っていると含ませてやっと気を入れ替えさせるというエピソード
があるのですが、それがない。

この部分は映画的にも重要で何かありげに周瑜と孔明と出会わせて
おいてかけひきもなく全くつまらない展開。


あと、物語を簡潔にしたいが為か曹操が苦労も無くただ女にうつつ
を抜かしているただの馬鹿みたいになってしまっていて残念。

当初曹操・劉備、孫権の父孫堅は戦乱にあって董卓という奸臣討伐
の為に一緒に戦った同志であり、そこには少し触れて欲しかった気
がします。


あと中国内の地方により人気は変わることにもよりますが、周瑜は
才能に溢れる反面プライドが高くそこが孔明に上手く操られてしま
う元なのですが、この周瑜はただのいい人になってしまって薄っぺ
らく感じました。

その背景にはもっと周瑜は青二才的でいいはずなんですが、トニー
・レオンはちょっと落ち着きすぎですよね。趙雲もだけどもう少し
若い人にやって欲しかったです。


で周瑜アゲの影響か、劉備・関羽・張飛あたりが少しかっこ悪く
されてしまっているのは残念です。

特に関羽は頭のいい武将なのですが、あれじゃただの堅物です。

あと、張飛は先が蛇の様になっている矛を使っていたことで有名
なのですがそれがなかったのがさびしい限り。

全体的に中国人の拳法好きに影響されてか、有りえない自ら素手に
なって戦うシーンが多かったのはちょっと苦笑です。


あと、大人の事情とは言え戦場に女性がしゃしゃり出すぎている
ことにも萎え(^^;


あと序盤は音楽がいいなあと思ったら岩代太郎で。

やっぱりこういう音楽家って映画監督波に優遇されてもいいと思う
んですよね。

ヒット作の影に名作曲家なわけで。

好き勝手作るより求められる音楽を作るほうがずっと難しいと思う
のでひそかに大天才と尊敬する人たちですね僕は。

けど終盤まで見たらちょっと音楽に頼りすぎの気が…。


あとまあハリウッド同様、がっつりラブシーンて入れなきゃいけな
いもんなんですかね中国映画も。いやハリウッド向けだからかな
(・、・;)


魏もたくさん武勇優れる将がいるんですが、それが全然いなかった
のも今ひとつ盛り上がらないところですね('~`;)

まあ期待しすぎたかな。三部作くらいでやって欲しかったけど、金
が持たないか(・、・)


獅童は大活躍でした。出番増やしてもらったって言ってたけど本当
にアクション的にもすごい活躍。甘興って始め分からなかったけど
甘寧をモデルにした架空の人らしいですね(・、・)

PS けど関羽・張飛はよくぞいたなイメージ通りの風貌でしたね。
さすが中国は広いわ(^o^

PS2 ハトしつこすぎ(笑)

PS3 周瑜が孔明の引き立て役になるのは演義で歪曲されている
という指摘もあるそうです。
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