映画やドラマの感想です
☆☆☆☆☆パッチギ!LOVE&PEACE 2007
2016-12-09 Fri 22:00
監督:井筒和幸
出演者:井坂俊哉、 西島秀俊、 中村ゆり、 藤井隆
収録時間:127分
レンタル開始日:2007-10-13

Story
井筒和幸監督が贈る感動青春ドラマ『パッチギ!』の第2弾。74年、アンソンは息子・チャンスの病気を治すために一家を引き連れて東京へ引っ越して来ていた。そんなある日、彼の妹・キョンジャが芸能プロダクションの男からスカウトされ…。 (詳細はこちら
※ネタバレ注意

完全に怨み節で、日本人を酷く滑稽な人種に仕立て上げることを
目的にした、人を小馬鹿にした悪意に満ちています。

人の感情を煽るというのは映画ではありだけど、監督が一番興奮
して先走っている感じでした。

話は極端な白黒で捏造同然のイメージ操作と言って過言ではない
です。

人と人との関わりである以上、時には酷いやり取りがあったでしょ
う。

それを上手くつなぎ合わせたパッチワークの如き作品でした。


筋ジスの小さい子、芸能界の汚い部分に翻弄される女の子の話を
巧みに日本人の酷さにすり替えすぎです。

こうして憎しみ合いをかき立てることを金儲けに利用する輩がいた
のでは相互の理解への溝なんて埋めるのは困難なはずだとつくづく
感じました。

朝鮮半島と日本の人間の行き来なんてものは大昔からあったの
だから、なぜここまでナショナリズムを振りかざして憎しみ合いを
煽らなければいけないのか。


恋愛のお前だけ≠一生なんてのはよくある話で、そこからあの西島
キャラで急に人種についての侮蔑発言が出るのがどうにも腑に落ち
ません。

それであっさりキョンジャが監督に枕営業というのもキョンジャの
人間性が疑われる。

仕方ないと思わせる必然性をあまり感じない。


終盤の舞台挨拶のシーンでは、なぜか二階席にチンピラがいて
罵倒開始。ここまではいいとして都合よく筋ジス少年の頭にカン。


この辺りに特に安易な演出、悪意を感じました。


序盤のなんの申し開きも無い漁業権侵害といい、逆に在日朝鮮人
側を悪く見せたいのではないだろうか?という疑問すら沸いて。


話を少し変えますが、キョンジャの中村ゆりは非常に魅力的で
良かったです。ルックススタイルは素晴らしく演技も良かった。

一方でアンソンの井坂俊哉クライマックス以降でほとんど感情が
こもっていないように感じました。


ED見て目を疑ったのは、中村ゆりよりも西島の方がクレが上なん
ですよ。

これ、どう見てもアンソンとキョンジャのW主演。

実際には中心は中村ゆりのキョンジャでありトプクレでもいいと
すら思え、罵倒して途中退場した西島以下はあり得ないと思うの
ですが。

日本人のせいで実力が認められないという作品なのに、つまらない
しがらみ丸出しのクレ順というのが何か滑稽でした(^^;


監督については酷いイメージダウンであり、参加した俳優について
も正直かなりのイメージダウンでした。

PS たまたま本を読んだりもするのですが、当時の在日の人たち
がそんなに酷い話ばかりではないと実情を伝えようと本を書いて
います。

そういう事実を知る人たちがもうすぐいなくなってイメージ操作
された偏重した悪意や憎しみだけが残るのかなと思うと悲しいです
ね。

皮肉にも真に受け反省しようなんて人が媒体となってしまうわけ
で。

出来ることは少しでも多くを学び事実を知ることに努めることか。
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