映画やドラマの感想です
★★★★★終戦六十年スペシャルドラマ 火垂るの墓 2005
2017-02-07 Tue 22:00
出演者:松嶋菜々子、 佐々木麻緒、 石田法嗣、 伊原剛志
収録時間:149分
レンタル開始日:2006-02-22

Story
映画化で高い評価を得た野坂昭如の小説を松嶋菜々子主演で映像化。太平洋戦争末期、空襲によって両親を亡くした清太と節子の兄妹を引き取った彼らの叔母・久子の視点を通して、戦争の悲惨さを描いた珠玉の人間ドラマ。 (詳細はこちら

二時間半の長尺もあっておばちゃん家族についてもしっかりと
描かれ、アニメ・映画よりもずっと納得の出来る作品でした。

松嶋菜々子の悪く言えばどっちつかずの表情が、おばちゃんが本当
に鬼になったのかどうかわからず、そこを見極めようとひきつけ
られて見る事が出来ました。

やさしいおばちゃんが少しずつ心を鬼にしていかなければならない
状況もよく分かりましたし。

自分の子供すら守れそうも無くなったときに他人の子は捨て去る。

これは動物の本能としても人間の世界としても当然で仕方の無い
ことだと思います。

サルや動物の世界ではそれこそ殺してしまうことだってザラなの
です。

一方で殺すのさえ普通なサルや動物でも他人の子供を自分の子供の
ように守ることもあります。

そんな本能的な部分と理性的な部分で清太達も守ろうか諦めようか
は本当に揺れ続けていたと思います。


善衛(要潤)がそんな久子(おばちゃん)を見たくないと責めるシ
ーンは見ていて辛くなりました。

松嶋菜々子は氷の世界を思い出させるような役でしたがはまり役
だったと思います。


清太役、節子役の二人も良かったですね。

泣くシーンは映画の節子役の方が上手いと思いましたが、病弱に
なってからは佐々木麻緒ちゃんはなかなか上手かったです。

指輪を取られそうで寝ていた節子が「あかん!」と飛び起きる
シーンはゾンビみたいで驚きましたが(笑)

あと個人的にはアニメの名台詞「ずっとおなかびちびちやねん」
はなぜ無くしてしまうのかもったいないなあと思います。

あれは食べてももうなかなか回復は難しいと端的に表す、胸を
打つ台詞だと思うのですが。


いやしかし爆撃のさなか清太が泥棒するシーンはやはり実写で
見るとその時の状況がなんとなく分かって印象的ですよね。
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