映画やドラマの感想です
★☆☆☆☆あらしのよるに 2005
2010-03-22 Mon 22:00
監督:杉井ギサブロー
出演者:中村獅童、 成宮寛貴、 林家正蔵、 山寺宏一、 KABA.ちゃん、 小林麻耶、 市原悦子、 早見優、 坂東英二、 竹内力
収録時間:107分
レンタル開始日:2006-06-09

Story
きむらゆういち原作のベストセラー絵本を、主演声優に中村獅童と成宮寛貴を配して映画化したハートフルアニメ。嵐の夜に真っ暗闇の山小屋で出会ったオオカミのカブとヤギのメイ。お互いの正体を知らないまま心を通わせた二匹は再会を誓い合うが…。 (詳細はこちら

※ネタバレ注意

水彩画っぽい絵も綺麗だし、山の上からの景色など心地いいものも
あります。

まあ子供向けということで叩きたくもないんですが、子供向け
だからと手を抜かれたような気もするので少し。


これ起承転結がまともにないんですよね。

まずなぜ二人がそこまで仲良くなるのかがない。
もし嵐の夜に一夜をともにしたからというのならそれをはっきり
打ち出さなければいけないと思う。 けどそれもなく。

通常であれば、ガブが今までに例えば友達が出来なくて悩んでいた
とかいう話があるべき。

そういう起にあたるものがないから、それを克服というような結
にも展開できない(^^;


なんだか分からないけど仲良くなって、なんだか分からないものの
ために命を失いそうになって、なんだか分からない結末を迎える
(笑)

理由がわからないから、ガブが知恵足らずなんだ、だからなんだか
分からない馴れ合いが心地よくてそうしてるだけにしか見えない。

この辺には、恐らく小学生位でも分かることでしょう。


ついでに言えばメイの目的も不明。 仲間からの逃避行を選ばなけ
ればいけないほどガブとのつきあいが大事と思えるものがない。

愛のない、失楽園て感じですね(^^;

結末もどんなに美しい森があろうが、狼にとっちゃ何の利益も無い
わけです。

なんか小さい子供に異常なほど性を忌み嫌うように教育してしまう
気持ち悪さがあります。

そしてその子供は正常に性に接することが出来なくなって、異常性
愛者になってしまう。 けどそれでよしとしてしまうような教育。

なんかガブが可哀相で仕方ありませんでした。


あと最悪なのが、森に到達し、森を歩くシーンで吹雪を重ねる
シーンがあるんですよね。 あれはどう見ても死にオチを示唆。

子供向けでいいはずのこんな漫画にそんな複雑なものを仕込むこと
に嫌悪感を感じました。

なんでも、原作はガブが戦いで死んで、メイが凍死して終わる
そうで、それを示唆したわけです。

記憶喪失話まで仕込んでハッピーエンドを思わせておく一方で死に
オチを仕込むって酷い話しで。


あと、原作ではメイは女の子らしく、この作品では中性的に描いて
いるらしいこともなんともすっきりしないところ。

成宮起用ですっかり、ゲイ映画と感想で書かれていたのが
面白かったです(^-^

この作品を見て感動せずになにか理不尽だと感じる子供も多いん
じゃないでしょうか?(^^;
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